Gunosy Tech Blog

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Go Conference 2017 Springにスピーカーとして参加しました。

こんにちは、新規事業開発室のエンジニアの高橋(id: @timakin)です。

先日開催されたGo Conference 2017 Springに参加しました。昨年度も個人的に参加したのですが、LT枠での参加でした。今回は通常トークの枠をいただけたので、もう少し長い時間発表者側として参加することができました。

発表内容

自分が発表した内容は以下のスライドです。プライベートでAPIを叩いたりウェブページをクロールしてくるサーバーを作っていて、途中経過ではあるのですが、その設計について話しました。

また、前回のGo ConferenceではGoogle App Engineの実用に関してのセッションが、大部分を占めていたのですが、自分は今回それを個人規模で使ってみたときの所感について話しました。

speakerdeck.com

他の方のスライドまとめをしようと思いましたが、すでにまとめをされている方のブログ記事がありましたので、こちらの記事をご参照ください。

通常トークとLTの内容で関連する部分も見られますが、どの内容も濃く、最新状況を追ったり、大規模な開発でGoを使う際のソースコード付きの資料が続々と出てきてまして、レアなので時間があるときにでも全体的に目を通したいものばかりです。

感想と今後の方針

他の方の発表内容では、今年はGoの標準パッケージとして採用されたContextの概説や、depによる依存解決、また個別にユニークなテーマでミドルウェアや言語処理系の成果物を持ち合って発表している方が多かったです。

そのため、今まで勉強会で見られた「現場で採用した結果こうなりました」「Goに入門しました」という内容から徐々に脱却し、Goの仕様へのキャッチアップや独自性の見られる発表の流行が感じられました。

個人的には業務でがっつりGoを書き始めたわけではないので、Contextの扱いもまだ不慣れですので、コードが拙い部分もあったのは反省だなと思います。

今後は社内のリポジトリ含めて、メジャーな企業のOSSで、大規模なAPIの元になっているリポジトリを参考に、プロダクションノウハウをどんどん吸収していこう、という刺激を得ることができました。

また、発表明けに出社した際には、弊社Gunosyの社内からも「Contextはこういう使い方にとどめておいたほうがいい」というような、インプットをすぐ受けることができて、Goのノウハウが潤沢に溜まった会社ならではのフィードバックが得られることを感じています。

現在Gunosyでは、Go/Pythonエンジニアの方始め、多方面で積極採用中です。Goのカンファレンスや勉強会での発表等も当然奨励されていますが、単純に使っているだけでなく、現場ノウハウがプールされているか、視点も含めて会社を選ぶとき、弊社をぜひご検討ください。

hrmos.co