Gunosy Tech Blog

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DevFest Tokyo 2017で「Blockchain on Go」というタイトルで発表しました。

こんにちは、新規事業開発室のエンジニアの高橋(@__timakin__)です。

今回はDevFest Tokyo 2017というイベントに登壇者として行ってきました。

「golang.tokyo」枠で参加してきまして、一応Go関連の話をするということだったのですが、Goのコードの話はせず、Goを使っているブロックチェーン関連のプロジェクトの話をしました。

発表について

スライドは以下です。

www.slideshare.net

発表の冒頭でブロックチェーンそもそもの概要を説明して、そのあとBlockchainとGoの関係について話す、という流れでした。

ブロックチェーンの概要部分について

個人的にはHyperledgerというのが好きなのですが、やはりEthereumが界隈では推されているんでしょうか。

極力その場で試せるようなWebUIやサービスを貼り付けておいたのですが、中でもblockchaindemo.ioは最高だと思ってます。

blockchaindemo.io

Goとブロックチェーンについて

Goに関しては賛否両論ありますが、僕は個人的に読みやすいし速いしユーザー及び開発者利益に貢献するので最高だと思ってます。

ブロックチェーンの開発にGoがよく用いられる理由には、インターフェース定義による理解の容易さやフォーマット、prof、クロスコンパイルなどなど様々な利点があると思いますが、正直「総合して良い!」という感じなので、これがクリティカルだからGoがよく使われる、というのはない気がしてます。

一方で、自然とGoを使ってもらえる、しかもgethなどの大規模な採用実績があるのは強みですし、なかなかオープンにならないGoのAPI実装がブロックチェーン界隈から出ると、Goコミュニティのノウハウ蓄積にも繋がる良い流れだなと思います。

DevFestについて

今回が初参加のDevFestでした。テーマが「ボーダーレス」ということだったので、あまり他の方が触れないであろうテーマを投入していこうと思い、ブロックチェーンを選びました。結果的には正解だったと思います。

一方で、GCP、Androidをメインに据えつつ、VR, IoTなど気になるテーマを広範に取り上げていたため、カンファレンスとしては参加しがいがありました。

また、運営の方が各コミュニティ主催陣というのもあって、安定度が違いました。

参加者としては運営安定度が高く、テーマが面白いカンファレンスは理想的なので、ぜひ次回も参加したいと思います。

加えて

今回はブロックチェーンのことについて話しましたが、自分がいる新規事業開発室では、次に来そうだと思う分野のリサーチなどを各自自主的に行なっております。

新規分野の開拓に興味があったり、その分野の先導をしたいという意欲がある方がいらっしゃいましたら、ぜひぜひ一緒に働きましょう!学生の方でも大歓迎です。

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