Gunosy Tech Blog

Gunosy Tech Blogは株式会社Gunosyのエンジニアが知見を共有する技術ブログです。

Gunosy コンピテンシーマトリクスを公開しました

かとうです。盛り上がったワールドカップも今夜が決勝ですね。

こちらの記事は Gunosy Advent Calendar 2022 の18日目の記事です。 昨日の記事はGunosy に入社して半年経ちましたでした。 転職時はどうしても入ってみないとわからない部分が多く、楽しみな反面不安もあるというのが常ですが、少しでもGunosyに入ったときのイメージが伝わりますと幸いです。ということでまだ読んでいない方はぜひ昨日の記事も見てみてください。

はじめに

今年のGunosy Advent Calendarの1日目の記事にて、Gunosy エンジニア行動指針をつくりましたという記事を書きまして、その中で

もともとパブリックに公開する想定で作っていましたが、まだ運用開始したばかりなのと、どこに掲載するか準備が整っておらず間に合いませんでした、ごめんなさい。

と記載していた通り、最終的には運用開始後に公開する予定ではありましたが1日目の記事を書いた時点で間に合っていませんでした。

その後、これを見たhyamamotoさんがものすごい勢いでGithub Actionsを用いてGithub Pagesを用いて閲覧可能な状態にしてくれました。

ということで本日は公開しました+どんな内容かという趣旨でご紹介したいと思います。

どんな内容か

まず、Gunosy Engineering Competency Matrixのリンクはこちらとなります。

アクセスしていただくと、トップページよりTechnology/Solution/Teamworkという3つの大きなカテゴリ(Key Area)ごとに分かれています。

そこからさらにAttribute、Themeと細分化しておりますが、ざっくりと大項目・中項目・小項目という形で見ていただけるといいのではないかと思います。

マトリクスにある各項目の説明はキャプチャを元に説明した方がわかりやすいので一部を切り取ったキャプチャで説明いたします。

社内での説明では、このマトリクスに書かれている内容はあくまで基準・目安としています。そのため半期ごとに行う目標設定では、こちらの内容をそのまま目標にするのではなく、エンジニアごとに今期取り組むであろう内容と基準とをかけ合わせてより具体的かつ個別の目標となるような内容にしていきます。

例えばオペレーションというテーマのLv1の基準にある業務効率を改善するための仕組みを考えているを意識して、担当しているプロダクトの自動化を進める、といったようなイメージです。

また、規定なしという項目については、先ほどのキャプチャで説明したフォーカスや影響範囲をふまえたときにそのレベルでは考慮しない、あるいは一つ手前のレベルまでしっかりと満たしてほしいという意味合いとなっております。

おわりに

1日目の記事でもふれておりますが、具体的な個別の技術要素ではなく、プロダクト開発や事業貢献において普遍的な価値を届けるエンジニアとしてレベルアップをする、という「ふるまい」を重視してGunosyらしさを表現できました。より具体的にいえば、プロダクトとしての品質や運用目線でのリスク意識、チームや全社で最適かどうかを意識する部分など、チームで開発していくという意識が特徴に表れていると思います。

このマトリクスはコロナ環境でのリモートワーク中に作成しましたが、そういった環境下にてモブプログラミングを社内で積極的に行ってきたことなども無意識のうちに影響を与えているかもしれません。

この記事を通じて開発の雰囲気が伝わりますと幸いです。

明日は杉山さんの記事です。お楽しみに!