Gunosy Tech Blog

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iOSDC Japan 2021に参加してきました

こんにちは。グノシーのiOSアプリを開発している@dokkoi_shoichiです。

先日開催されたiOSDC Japan 2021にGunosyから@dokkoi_shoichi@rikusoudaの2名が参加してきました。 今回はiOSDC Japan 2021の参加レポートをお伝えします。

参加レポート

@dokkoi_shoichi

2年ぶりの参加となりましたが、今回もバラエティに富んだ様々なプロポーザルがあり参加する前から楽しみでした。

リモート開催という環境下でしたが、複数セッションを視聴できたりすぐに手元で試せる環境があるメリットもありました。

最近の興味や他社での事例を知りたく、SwiftUIやCombine関連の発表を中心に視聴していました。

感想としてはおおよそ予想通りで、iOS13,14の挙動の違いに苦しみつつも、開発速度向上やアニメーションの実装コスト低下などメリットが大きいという意見が多かった印象です。

SwiftUI,Combineの導入検討に良い知見が得られました。

また、Swift Concurrencyについても詳細な内容を知ることができ勉強になりました。

毎年技術知見を公開してくださる登壇者の皆さんには感謝しかありません。 いずれ自分が登壇しコミュニティに還元できればと考えています。

@rikusouda

リアル会場での開催が難しい中、今年もオンラインでの開催いただき、関係したすべての皆様に感謝です。

iOSDCには2017年から毎回参加しており、今回もエモい感想がたくさんあるのですが、ここは会社のブログなので「業務に取り入れられそう」という視点で特に気になったトークと、その感想を紹介します。

noteのiOSアプリで実装したアクセシビリティの全て: @fromkkさん

このトークを聞くまでは、あまり「プロダクトに取り入れられるかも」というイメージが湧いていなかったというのが正直な話だったのですが、スピーカーのかっくんさんの熱量にすっかり引き込まれました。聞いているうちに「今やっているプロダクトにどうやって取り入れると良いかな」というマインドにすっかり変わっていました。(実際にプロダクトに入れられるかどうかの検討はこれからです)

このトークで「ユーザー体験」の概念を知りました。

async/awaitやactorでiOSアプリ開発がどう変わるか Before&Afterの具体例で学ぶ: @koherさん

async/awaitやactorがSwiftに入ったというのは知っていましたが、実際に利用できるのはまだ先と思い「使うときに勉強しよう」と考えていました。そんな僕にはこのトークはかなりありがたく、一通りのことを理解できました。async/awaitをこれから勉強する人にはとても良いトークだと思います。

プロダクトのビルドに使用するXcodeのバージョンを上げることができたら、async/awaitやactorを活用してシンプルなコードにしていきたいです。

最後に

リモートでの開催となりましたが、スタッフの方々のスムーズな進行のおかげで楽しんで参加することができました。 また来年も開催されれば参加しようと思います。

GunosyではiOSアプリエンジニアを募集しています。 ご興味ある方はお声掛けください!

gunosy.co.jp