Gunosy Tech Blog

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Adobe MAX Japan 2018に参加してきました!

こんにちは!ニュースパス事業部 デザイナーのsaikoです。
普段は主に「ニュースパス」のUI改善やアプリ内コンテンツのデザイン制作をしています。

少し前になりますが、デザイナーなら胸踊るイベント「Adobe MAX Japan 2018」に参加してきました! イベントの様子や雰囲気、参加したセッションについてレポートしたいと思います。

■ Adobe MAX Japan

アドビが開催している国内最大級のクリエイティブカンファレンスです。
グラフィック、Web、映像、UI/UXなど幅広いジャンルの実践的なテクニックやワークフローを、アドビのデザイナーさんや国内外で活躍するクリエイターさんが行うセッション、ワークショップで学ぶことができます。
先に海外(今年はロサンゼルス)で開催する「Adobe MAX」で話題となった最新技術や、現在開発中の技術をちらっと見せてもらえるので、アドビ製品への期待も高まって、クリエイティブな刺激も沢山受けられます!

まずはKEYNOTE

毎年ワクワクさせてくれるオープニング映像。
今年も「MAX」ロゴを使った洗練された映像と共に大音量の音楽が場を盛り上げました!
映像の後は「Typekit」が「Adobe Font」になり日本語フォントが沢山追加された話、
そして「Adobe Sensei」の技術を駆使して日頃の制作を効率良くする新たな機能やアプリケーション全体の概要などが続きました。

(オープニング映像のBGMやCPOのスコットが登場する際の音楽がBECKだったので、個人的にもテンションもMAXでした)

maxjapan.adobe.com

KEYNOTEの中で私が特に気になったのは、新たにリリースされた動画作成「Premiere Rush CC」と、現在開発中の技術・アプリケーションの話でした!



- Premiere Rush CC

今までPremiereって少し難しい印象があったのですが、「Adobe Sensei」の技術があるおかげでだいぶ映像制作のハードルが下がった印象でした。早くRush動画を作りたい…!

maxjapan.adobe.com

- Next Generation

イラストレーションの話も勿論ですが、AR(拡張現実)にもクリエイティブの幅を広げられる未来がすぐそこに来ていると強く感じられる内容でした!技術の説明中に拍手が沸き起こるシーンがあったくらい、会場の人たちも盛り上がっていました。

maxjapan.adobe.com

★ちなみに、入場者には同時通訳用のレシーバーが渡されたので英語のスピーチもちゃんと理解できました。

お昼休憩(LUNCH SESSIONS)

KEYNOTEは12時過ぎに終了したので、会場はお昼モードに。
会場内にはホットドッグやケバブ、クレープといった食べ物、コーヒーなどの飲み物を売っている場所もあり、それを食べながらゆっくりできる休憩場も用意されていたので、会場内で過ごすのも問題ない環境でした。
また入場パスがあればは出入り自由だったので、会場から出て外のコンビニやレストランで過ごしている方もいました。(場所はパシフィコ横浜なので、ちょっと歩けばお洒落なお店が結構あります)

私はというと、朝早くから並んでいた甲斐あって「LUNCH SESSIONS」のチケットをゲットしました!

参加したのはリッチラボ株式会社さんのセッション。
会場に向かうと、入り口でAdobe MAXのロゴが刷られたランチボックスとオレンジジュースを渡されました。お昼を食べながらクリエイティブなセッションに参加するのは、なかなか新鮮でした。

わかりづらいですが、POMPADOURのバーガー2種、唐揚げ2個、クッキー2枚が入ってます。

BREAKOUT SESSIONS

お昼休憩後は、様々なクリエイターさんによるセッション・ワークショップの時間が続きます。
ワークショップは気になるものが多かったのですが、すぐに予約一杯になってしまったようです。
私が参加したのは、主にXD、Photoshop、AEなどのtipsを知れるセッションでしたが、XDをメインに使おうか悩むくらい良い機能が追加されていました。
特に遷移図を作れるプラグイン(overflow)はとても重宝しそうでした。(遷移図はいつも地道に作っていたので…!)

あと柿本ケンサクさんのセッションも、映像制作への魅力を感じられずにはいられない内容でした。
例示としてアンダーアーマーの映像制作について説明されていたのですが、心動かす動画を作れるクリエイターさんの話は聞いているだけで良い刺激を受けます。

★まだ現時点では公開されていませんが、各セッションの様子もいずれ動画で見れるようです。

maxjapan.adobe.com

BEER BASH

長いセッション時間が終わった後は、参加者で集まってワイワイできるパーティーが催されました。オリジナルのカクテルが振舞われたり、DJが音楽を流して場を盛り上げていたりしていて、皆それぞれ楽しめる雰囲気でした。


また入場時に渡されたエントリーパスには、日頃よく使う・好きなアプリケーションのシールを貼るところがあって、「会場内で同じシールを貼っている方と会えたら、オリジナルカクテル1杯プレゼント!」という企画もやっていました。実際に同じシール同士で知り合って、カクテルを貰っている方々もいました!

左:XDをイメージしたオリジナルカクテル(ジントニックベースにクランベリーだったかな?)
右:私のエントリーパス

私はというと、このシールの方に巡り会えず…残念。。
けれど以前の同僚たちに偶然出会えたので、久しぶりに色々話しました!

- SNEAK PREVIEW

パーティーの途中で「SNEAK PREVIEW」というイベントがあったのですが、その内容がまだ開発中のものとはいえ本当にすごい!!会場が非常に盛り上がったイベントでした。
特にすごかったのが、この動画のマスキング機能。
(SNSでもいろんな方が動画をアップしていて盛り上がってました)

maxjapan.adobe.com

イベントブースに参加していたお笑い芸人のアイデンティティの野沢さんの方が、「この技術をテレビ局とかで使えるようになったら、放送の直前で不祥事起こした人をすぐ消せますね!」みたいなコメントをされていて会場も大爆笑でした。笑

まとめ

今回参加してみて良かったことは3つあります。

- Adobeが見据える未来のクリエイティブを一足先に知れる


すぐに使える新機能だけでなく、まだリリースしてないけれどいずれ使えるようになる(かもしれない)技術を見れるのは、クリエイティブ領域の広がりを感じられて、「あれも作ってみたい」「これもやってみようかな」という気持ちにさせてくれます。

- デザイナーとして成長したいと思える

数々のセッションを通して、自分が知らなかったスキルや成功事例を知ることができるので、参加する前と後では成長したい欲求がぐっと上がります。

- クリエイティブな刺激を沢山受けられる!

何よりここに尽きるかもしれないです!
参加している方もクリエイティブな方が多いし、設置されたブースやセッション、イベント全てにおいて「クリエイティブ」なものばかり。セッションやイベントの一部はライブストリーミングや動画でもみれましたが、やっぱり会場のあの雰囲気を肌で感じる事が一番の刺激になりました。

Adobe MAX Japanも十分なくらい学びと楽しみであふれていましたが、来年こそはアメリカのMAXに参加したいと思います!

数あるイラストの中でGunosyも小さく主張 ↑

最後に

Gunosyでは各プロダクトを一緒に盛り上げてくれるデザイナーを募集しています!
「グノシー」「LUCRA」「ニュースパス」などのプロダクトだけでなく、つい最近もスポーツ専門のアプリ「グノスポ」をリリースしました!これからも新しいプロダクトを生み出していく予定です。
少しでも興味があればぜひご応募をお願いします! https://hrmos.co/pages/1009778707507720193/jobs/0000050hrmos.co